「朝型の生活はじめたいな。けど、夜型の生活に慣れちゃっているし、どうすればいいんだろう・・。」
この記事はそんなお悩みの方に向けて書きました。
科学的な根拠を元に、夜型の生活から抜け出して朝型の生活を始めるために一番大切なことをお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
夜型生活の問題点
まずはじめに夜型生活の問題点をみていきましょう。
問題点①:朝の時間があわただしくなる
夜型生活になれば、必然的に朝起きるのが遅くなります。サラリーマンの方でしたら、目覚めてから出勤するまでの時間が短くなって、朝から憂鬱な気分になることでしょう。
朝型の生活であれば準備する時間がたっぷりとありますので、余裕をもって出社することができます。
問題点②:睡眠不足になりやすい
サラリーマンの方でしたら出勤時間が決まっているでしょう。夜型の生活になると睡眠時間を削ることになりますので、睡眠不足になります。
医学的にも証明されていますが、睡眠不足は健康の大敵です。ストレス、メンタル不調、病気、さまざまな体の疾患の原因になります。
また「睡眠は貯金できない」との研究結果がありますので、普段の寝不足を土日のまとまった時間で補う習慣がある方は注意が必要です。
睡眠負債とは?「寝だめ」はできない!【精神科医・樺沢紫苑】
問題点③:昼夜逆転の生活になりやすい
一度昼夜逆転の生活になってしまうと、元に戻すのに苦労しますよね・・。例えば、朝の4時に寝て昼の12時に目が覚める習慣のある方が、いきなり夜の10時に寝ようとしても寝付けないのは想像に難くないことです。
昼夜逆転は社会生活に支障をきたす原因になりますので、特に働く必要がある方にとっては避けたい習慣です。
夜型生活には、この他にもいろいろなデメリットがあります。気になった方はこちらの動画もチェックしてみてください。
(フェルミ研究所)【衝撃】夜更かしするデメリット5選
次章では、夜型生活を抜け出す方法をご紹介します。
夜型生活から抜け出すために1番大切なこと
ここでは、夜型生活から抜け出すために1番大切なことをお伝えします。
それは「就寝する時間を決めること」です。
朝型生活にするのであれば「何時に寝るのか?」「その時間に寝るためにはどのような生活習慣にすべきなのか?」を考えて行動に移すことがとても大切です。
当たり前かも知れませんが、夜の10時に寝るのと12時に寝るのとでは起床時間が変わります。自分に必要な睡眠時間と起きたい時間を考えて、就寝する時間を決めましょう。
例えば、次のようなAさんがいたとします。
- Aさん
・一日6時間は寝ないと体調がすぐれない
・いつもは6時起きだけど、これからは朝の5時に起きたい
この場合は、夜の11時までに寝る必要があるということになります。
朝型生活をはじめる方は、ご自分の睡眠時間と目標に合わせて就寝する時間を決めてみてくださいね。
早く寝るために1番大切なこと
ここでは早く寝るために1番大切なことをお伝えします。
テレビ、パソコン、スマホは寝る1時間前まで!
早く寝るために一番大切なこと。
それは「電子機器の使用は、寝る1時間前までにする」ことです。
夜型生活の方が夜に何をするか?
大体の方が、テレビ、パソコン、スマホを見ていると答えるのではないでしょうか?
電磁波が脳を活性化させてしまい、眠気の妨げになることは良く知られていることです。
そうは言っても、これがなかなか難しいんですよね・・。
ついついスマホを見ちゃうというのは現代人の宿命でもあります。
ですが、早起きするためには完全なNG行動になりますので、「ラジオにする」「読書をする」など、脳への刺激が少ないモノに変えてみることをおすすめします。
その他にも色々と寝る前には避けた方がいい行動がありますので、気になる方は次の動画も合わせてチェックしてみてくださいね。
(Bright Side Japan)寝る前に行ってはいけない9つのこと
睡眠に関する本を読んでモチベーションアップ!
「朝型の生活にチャレンジしたいんだけど、なかなかやる気が・・」
頭では分かっていても、一度身についた生活習慣を治すことは困難なものですよね。
そこで、ここでは睡眠に関する本を3冊ご紹介します。著名な方からの客観的なアドバイスは、朝型生活へのモチベーションアップにつながるはずです!
命を縮める「睡眠負債」を解消する 科学的に正しい最速の方法
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- おすすめポイント:著者の白川さんは、「NHKスペシャル」「あさイチ」などの各メディアに出演されている睡眠研究の第一人者。
睡眠負債の解説から、寝つきをよくする9箇条・悪くする3つのNG習慣まで幅広く紹介しています。
これを読めば、今までの睡眠への価値観がきっと変わることでしょう。
マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠
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- おすすめポイント:最新の睡眠科学をマンがで分かりやすく解説。
主人公の竹宮まゆは、商社に勤める25歳のOL。最近は肌荒れ気味で仕事のミスも重なるようになっていた。そんなとき、睡眠科学の研究者から「すべて睡眠負債が原因だ」と告げられる・・。
漫画で読みやすいので、読書が苦手な方にもおすすめです。
朝8時までの習慣で人生は9割変わる
出典:amazon
- おすすめポイント:著者の市川さんは、兼業のサラリーマンの方です。朝に副業をこなし、日中はサラリーマンとして活動されています。
特に副業を始めたいサラリーマンにとっては朝の時間が貴重になります。市川さんの実体験に基づく朝時間の使い方は、そんな方にピッタリの内容になっています。
まとめ
夜型生活から抜け出すために最も大切なことは「就寝する時間」です。
ただ、一度身についた習慣を治すのは、本当に大変なことだと思います。なので、はじめは「いつもより10分早く寝る」など、少しずつ朝型の生活リズムに慣れることがおすすめです。
健康第一ですので、ムリはしないで自分のペースで行ってくださいね。