みなさんは食後の歯磨きをしていますか?
いつもきちんと磨いているという方でも、出先で歯ブラシを携帯していない場合や、水が使えない場所などで困った経験はないでしょうか。
そんなときに歯磨きガムがあれば重宝しますね!
でも、歯磨きガムって、本当に歯磨きができているのか気になりませんか?
歯磨きガムとは
みなさんも、歯磨きガムという言葉は、今までに一度は聞いたことがあるかと思います。
実際に、スーパーやコンビニで販売されているものを購入して、噛んだ経験のある方も割といらっしゃるでしょう。
歯磨きガムとは、その名の通りに歯磨きをしてくれるガムのことです。
もちろん歯ブラシのようにシュッシュッと磨くスタイルではなく、ガム自体が虫歯にならないような成分を含んでつくられているもので、そのガムを噛んで歯磨き代わりとすることです。
歯ブラシでの歯磨きができない状況の場合には、歯磨きガムを携帯していれば助かりそうですね。
また、食後の歯磨きの代わりとしてだけではなく、歯磨きガムを噛み続けることで、虫歯予防にもつながります。
キシリトールの成分を含むガムを、3ヶ月以上継続して噛み続けることで、虫歯になりにくくなるといわれています。
虫歯予防や気になる口臭に、食後の歯磨きとしても、さまざまなニーズにお役に立つのが歯磨きガムなのです。
歯磨きガムは歯磨き代わりになるのか?!
歯磨きガムが、完全に歯ブラシでの歯磨き代わりになるかと聞かれたら答えはNOです。
歯ブラシでのブラッシングは、毛先が歯と歯の間に丁寧に届いたり、歯間ブラシなどを使えばさらに細かく歯のケアができるので、歯磨きガムと比べるものではありません。
しかし、歯ブラシを忘れたり、水がない場所で歯磨きをしたいと思ったときには、歯磨きガムが重宝します。
あくまでも歯ブラシの代用的なものと捉えれば、歯磨きガムはとても助かるオーラルケア用品です。
会議や営業で人と話さなければならないお仕事の方も、食事の後の口臭が気になる方にも、ポイッとガムをお口に放り込むだけという手軽さも、メリットの一つです。
歯ブラシができる環境が整っている場合には、歯ブラシでの歯磨きをおすすめします。
歯ブラシでの歯磨きができない状況での歯磨き代わりとして、1日に3回の食後のブラッシングはやっているうえで、虫歯予防や、口臭が気になるので噛んでいるという方には、最適なガムです。
歯磨きガムの主な成分
歯磨きガムには、虫歯にならないような成分が含まれているのですが、それはどんな成分なのでしょうか?
その主成分には、みなさんもよく知っている「キシリトール」という成分が使われています。
商品名にそのまま成分名がついているものもあるので、多くの方に知りわたっているかと思います。
歯磨き粉にも含まれていることがあるキシリトールは、甘味炭水化物の一種です。
プラーク中のミュータンス菌を減少させる働きをし、虫歯の原因となる酸をつくらないようにします。
さらには、ガムを噛んでいるときに唾液の分泌を促し、その唾液によって口腔内環境を虫歯のできにくい状態へとしてくれます。
また、口臭予防をしてくれる効果も得られるので、一つの成分がかなり助けてくれるのですね。
ただし、キシリトールはあまりに多く摂り過ぎてしまうとお腹が緩くなってしまうこともありますので、摂り過ぎないように適量だけと気をつけましょう。
おすすめの歯磨きガム5選
歯磨きガムに興味をもたれた方は、ぜひ下記の商品をチェックしてみてください!
クラシエ 歯みがきガム
キシリトール・ワサデント・ガロタンニンが配合された、シュガーレスガムの「クラシエ 歯みがきガム」。
噛み応えバッチリなのに、歯にくっつきにくく、食後の歯みがきガムに適しています。
まとめ買いしておけば、防災の備えとしても助かりますね。
リカルデントグレープミントガム
虫歯の始まりを抑えるという、日本歯科医師会推薦品の「リカルデントグレープミントガム」です。
歯の表面のエナメル質の内側から溶け出したミネラルを取り戻し、酸に溶けにくい歯にしていきます。
グレープミント味以外にも、ジューシーピーチミントやさっぱりミント味などがありますので、お好きなフレーバーを。
江崎グリコ ポスカ
食事などでお口の中が酸性化すると、歯からカルシウム分が少しずつ失われていきますが、それが続くと初期虫歯の状態になってしまいます。
「江崎グリコ ポスカ」をお口に入れたら、酸性に傾きかけたお口の中を中性に近づけて、カルシウムの溶け出しを抑制します。
ロッテ ノータイムガム
出先で歯磨きができない状況のときに、「ロッテ ノータイムガム」を携帯していれば、すばやくお口に入れて歯ブラシ代わりのブラッシングができます。
さわやかなミント味の冷涼感で、お口の中をさっぱりとしてくれます。
多めに購入して、家族のバッグにしのばせておくのもいいですね。
キシリトールガム ボトルタイプ
キシリトール以外の甘味料を含まない、歯科専用の「キシリトールガム ボトルタイプ」です。
クリアミント味以外にも、アップルミント、マスカット、オレンジなどと豊富なラインナップ。
歯にくっつきにくいガムベースを使っているので、わずらわしくなく噛んでいられます。
ボトルタイプのガムを、家庭やオフィスに置いておくのもありですね。
まとめ
歯磨きができない状況にもってこいの「歯磨きガム」。
食後に何もしないでいるよりも、歯磨きガムを噛んでいる方が、はるかにお口の中を清潔に保っていられそうですよね。
また、キシリトールの成分を含むガムを数ヶ月継続して噛むことで、虫歯予防にもつながるといわれています。
フレーバーの種類も豊富だったり、箱買いできる安価のお値段の歯磨きガムであれば、いくつか買い置きしておき、家庭やオフィスに置いたり、家族のバッグに持たせるのもおすすめです。
持ち運びの携帯に便利な歯磨きガムは、一つでも持っていればとても重宝しますので、ぜひ、みなさんも歯磨きガムを試してみてはいかがでしょうか。